ハイエンド有線イヤホン
2025/03/16

この記事とこの記事で紹介した通り、 残念ながら、ワイヤレスイヤホンでは質の向上を感じられませんでした。
そこで、意を決して、有線イヤホンに挑戦することになり、本記事に至ります。 結論としては、自分の好みにピッタリ合った、ハイエンドクラスの有線イヤホンに出会えて、満足しています。
高い有線イヤホンが10万円することを知っている
そう、私は知っているのです。 高い有線イヤホンは10万円するということを。
以前、家電量販店で、店員さんを呼ばないと試聴できない10万円級のイヤホンがあるのを見て、とても驚きました。
ですが、今日はそれを買うのです。 10万円の覚悟と共に、秋葉原のe☆イヤホンに向かいました。
えっ?10万円はミドルクラス?!
e☆イヤホンに着き、有線イヤホンのフロアでエレベーターを降りると、 まず、5万円以下のエントリークラスの有線イヤホンコーナーが目の前に飛び込んできます。
…ん?ちょっと待って。 5万円以下でエントリークラス? 5千円以下とかじゃなく?
裏に回ると、10万円以下のミドルクラスのコーナー、 そして10万円超のハイエンドクラスのコーナーがありました。
なんと、10万円はミドルクラスだったんですね。。。
変換ケーブルはお店で借りられる

ここe☆イヤホンには、ミドルクラスだけでも数十あります。 充分に高性能でしょうし、たくさん試聴して、気に入ったのがあれば買いましょう。 1つ手に取って…。
あっと。 ここで気づきました。 有線イヤホンを聴くために必要な [PR]Lightning - 3.5mm 変換ケーブルを自宅に忘れてきたようです。
何しに来たのか…、と思ったのですが、ふと見ると、貸出の案内が。 お店の方に確認したところ、すぐに貸してくれました。 さすがです。 助かります。
たくさん試聴
1時間くらいかけて、数十あるミドルクラスのうち、在庫があるものに絞って聴いていきました。 リファレンスは LE SSEARFIM の「Fire in the belly」。 ボーカルに加えて、イントロのパーカッションを中心とした音を気持ちよく聴きたいものです。
それにしてもやはり、有線イヤホンのクオリティーは高いですね。 あとは好みの問題。
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音質はドライバーが左右する
ここには各イヤホンに説明があります。 その中で重要と感じたのがドライバーの種類と数。
ドライバーとは、電気信号を空気の波に変換する装置です。 電気の力を磁力に変えて、磁石を揺らすことで空気を揺らします。
各周波数帯に応じたドライバーがあると、音の再現度が上がるので、数は多い方が良いです。 ただし各ドライバーの質も大きな要素ですし、小さな筐体にバランスよく入れて調整するのも難しいでしょうから、 この資料だけでは判断できません。 やはり聴いてみないと、です。
自分はダイナミックドライバー入りが好みらしい
数種類のミドルクラス有線イヤホンを聴いたところで、自分の好みがわかってきました。
どうやら、中高音のドライバー数基と、ダイナミックドライバーを1基または2基積んでいるイヤホンが、低音がしっかり再生されて、私好みのようです。 途中からはそのタイプに絞って探して、ついに到達しました。 至高の一品!
値段は11万円と、若干予算オーバーですが、うん、満足できたので、これを買って帰りましょう。
せっかくなので…ハイエンドもちょっとだけ
自分の好みがわかったので、せっかくなのでハイエンドクラスのイヤホンも、参考までに聴いてみることにしました。 こちらも種類は数十あり、価格はさらに幅があります。 その中で特に目を引いたのが、ダイナミックドライバー1基を含む、多数のドライバーをもつ一品。
試聴してみると…、なんと! 音の解像度が格段に高い! マジか…。
プラシーボとかハロー効果じゃなく音の解像度が高い
いやいや、高価だから、勘違いしているのでは? プラシーボとか、ハロー効果とか言われるやつ。
ミドルクラスで見つけた一品のところに戻って、再度試聴してみます。 うん、良い音。良い音なんだけど…
10分くらいでしょうか。 何度も往復して聴き比べて、確信に至りました。 間違いなく、ハイエンドクラスのこの一品の方が音の解像度が明確に高いです。 これは…、予算を2倍以上オーバーするけど、自分の性格上、こっちを買わないと後で絶対に後悔します。
64 Audio Nio

中高音ドライバー8基と、低音ダイナミックドライバー1基の、合計9基のドライバーを持つ、これぞ至高の一品です。
低音が力強く鳴り響くのが自分好みで、中高音の解像度が本当に高いです。 LE SSERAFIMの「Fire in the belly」イントロのパーカッションは、もうすぐそこにあるような臨場感。 Adoさんの「唱」では、後半の入口付近にあるパーカッション+ボーカルのシーンがとってもハイクオリティー。
こんなにすばらしいイヤホンに出会えるなんて、とても幸せです。 出費はやばいですけどね!
購入!
オーダーシートをカウンターに持っていき、購入手続き。 在庫がありましたので、そのまま持ち帰ることができました。
お借りした変換ケーブルも、忘れずに返却しています。 興奮していたけど、そこは冷静でした。
早速、家に帰って開けるぞー
まとめ
本記事では、有線イヤホンの試聴から、64 AUDIO の Nio を選んだ流れを記載しました。 個人的には大満足です。 イヤホンは性能がかなり異なりますし、各人の好みも大きく分かれますので、ぜひ実際に試聴して選んでください! 本記事が、皆さんのイヤホン選びに少しでも参考になりましたら幸いです。
これで、私のイヤホン選びの旅がついに完結…、、、しないんです。 イヤホン本体はこれで完了しましたが、ここからが沼の本番でした。 まさかアレを変えると音質が向上するなんて…。続きます。
補足
・音質に関するコメントはすべて個人の感想です。・本記事で記した音質の感想はあくまで個人の主観によるものです。イヤホン等の購入を検討される際にはご自身で試聴してご確認ください。
・フロアの配置に関する記載は購入当時のものです。
・本記事で紹介した各製品は各社の登録商標または商標と思いますが「®」「™」等の表記はしておりません。
カテゴリー:オーディオ推し
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