カナル型4.4mmバランス接続リケーブル
2025/03/30

本記事では、この記事で予告した通り、 4.4mmバランス接続用のケーブルを、カナル型のものにリケーブル、つまり交換した実体験を紹介します。
色々試聴して、ケーブルによっても、多少ではありますが明確に音が違うということを、知ることができました。
4.4mmバランス接続とは
4.4mmバランス接続というのは、オーディオ接続の種類の一種です。 電気的に左右が分離した接続方式で、一般的な3.5mmミニプラグに対して、ノイズを低減する効果があります。 詳しくは この記事で解説しているので、ご覧ください。
カナル型とは

カナル型というのは、ケーブルを耳の後ろから前に耳の上を通すタイプで、ケーブルがこの写真の形状をしています。
筆者が先日購入した、高級イヤホンの Nio は、 イヤホンの筐体だけでは、耳に固定されません。 カナル型のケーブルを耳にひっかけて、装着することが前提です。
Nioのケーブルを確認
Nio に最初に付いているケーブルは、 64 AUDIO社に説明があり、OCC です。 OCC は「単結晶状高純度無酸素銅」 (Wikipedia) のことで、高純度の銅線です。
純度が高ければ高いほど、電気抵抗が少なく、音の電気信号をロスすることなく届けてくれるので、良質です。 ただし、正直なところ、純度の違いまでは筆者の耳ではわかりません。
実際に使用した感触としては、タッチノイズがとても少ないです。 タッチノイズというのは、装着しているときにケーブルに触った時に、耳に届くノイズです。
これが少なく、純度も高いことから、間違いなく最高級品だと感じます。 さすがは高級イヤホン。ケーブルも高品質です。
ただし、3.5mmミニジャックですので、さらなる音質を求めて、4.4mmバランス接続に変更します。
e☆イヤホンで 2pin のケーブルを試聴

4.4mmバランス接続ケーブルは、Nioと同質以上のものを選びたいところです。 特にタッチノイズは、筆者の耳でもわかるので、実際に試聴することにします。 もう筆者の中では定番になりました、秋葉原のe☆イヤホンというお店に向かいます。
イヤホンケーブルには、イヤホンとの接続端子の形状に複数の種類があります。 Nio は 2pin と呼ばれるタイプ。 ケーブルコーナーには 2pin のケーブルがまとまっているところがあり、約10種類ほど試聴できます。
バランス接続大前提
今日は、4.4mmバランス接続用のケーブルを買いに来ています。 自分のiPhoneで試聴するため、 この記事で購入した、 バラン接続対応のDAC(デジタルアナログコンバーター)も、持って来ています。
考えてみたら、2pin かどうかの前に、3.5mmミニジャックか4.4mmバランス接続かを気にするべきでしょうが、 このコーナーのケーブルは、すべてバランス接続でした。
筆者は 4.4mmバランス接続のことを、最近まで知りませんでした。 そのため特殊なものと考えていましたが、この世界では、4.4mmバランス接続は一般的なのでしょうね。
価格帯は1万円から20万円程度
価格帯は1万円程度から20万円程度です。 なかなかしますね。
ケーブルの試聴は、毎回、付け外しを行う必要があります。 2pin が折れそうに見えるので、実際にはそう簡単には折れないのでしょうが、慎重に…
音質の違いが感じられる
試聴したケーブルは、それぞれ良い感じです。
各社、ケーブル単品で勝負しているわけですからね。 さすがの高品質です。
音楽は、それぞれ微妙に違う聴こえ方をします。 10万円超えのケーブルも試聴してみましたが、確かに、音質が良い気がします。 文字にするのが難しいくらいの微差ですが、音質は確かに違います。
装着感が良く、タッチノイズが少ないものという条件だけで選ぶつもりでしたが、音質も好みのものにしたくなりました。 そして、絶妙に音質が良くてボーカルの音が近いと感じた、 [PR]Supernova MKII+ Custom を購入することにしました。
ブランドは BEAT AUDIO LAB というところです。 サイトの説明には「Purity Is Not Everything」(純度がすべてじゃない)とありますね。 「高純度のOCCケーブルを作るのは容易だが、そこからの音質向上は容易じゃない」とのこと。 かなりのこだわりを感じます。
1.5ヶ月待ってリケーブル

このケーブルは、というよりほとんどのケーブルが、在庫がなく、取り寄せでした。
カウンターで聞いたところ、半年はかからないと思うが、1~2ヶ月はかかるとのこと。 ある程度以上注文が溜まったら作り始めるようですね。
結果としては、1.5ヶ月後に届きました!
ついにリケーブル! 本格的なケーブル交換です。 うん、試聴した通り、ボーカルが近く感じられる、良質な音。 気分爽快です。
まとめ
本記事では、有線イヤホンのケーブルを、 カナル型4.4mmバランス接続のものにリケーブルした体験談を紹介しました。
これでようやく、私のイヤホン選びの旅が完結です。 お付き合いくださり、ありがとうございます。 次回の記事で、改めて、これまで記事にしてきた一連の、スマートフォン用イヤホン環境構築の記事について、まとめることにします。
補足
・本記事で記した音質の感想はあくまで個人の主観によるものです。イヤホン等の購入を検討される際にはご自身で試聴してご確認ください。・本記事で紹介した各製品は各社の登録商標または商標と思いますが「®」「™」等の表記はしておりません。
カテゴリー:オーディオ推し
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