Xml+Xslビューアー
2025/03/11

公的機関からの連絡がxmlファイルとxslファイルの組み合わせで来ることがあります。 IE世代のWebブラウザーでは閲覧できましたが、最新のWebブラウザーではできないため、 閲覧するための「Xml+Xslビューアー」を作成しました。

Xml+Xslビューアー
使い方
xmlファイル指定
まずxmlファイルを指定します。 「XMLファイル」のエリアにファイルをドラッグ&ドロップするか、参照からファイルを選んでください。
xslファイル確認
「対応XSL」のところに、読み込むべきxslファイルが表示されていることをご確認ください。
xslファイル指定
対応XSLに記載されたxslファイルを、「XSLファイル」のエリアにドラッグ&ドロップするか、参照から選んでください。
「合成表示」押下
「合成表示」を押下してください。 別タブに合成結果が表示されます。
用途
xmlファイルとxslファイルの組み合わせを、定款認証やeGovなど、日本の公的機関からの連絡事項として受け取る場合があります。 しかし最新Webブラウザーではセキュリティー上の問題で閲覧できません。
セキュリティー設定が低いIE(Internet Explorer)など旧世代のWebブラウザーを使用するか、 最新Webブラウザーのセキュリティー設定を下げることで閲覧できますが、 できるだけ避けるべきです。
この組み合わせのファイルが読みたい方は、ぜひ本ツールをご使用ください。
技術解説
この形式は、xmlファイルからxslファイルを読み込む指定がされています。 xmlの文章などを、xslの記述に従って整形して表示します。
しかし、その方式は、パソコン内のファイルが意図せず読まれてしまうので、セキュリティー上問題になります。 本ツールでは、xmlファイルとxslファイルを、閲覧したい人がそれぞれ明示的に指定し、 xmlファイルの中にxslファイルを取り込んだ状態の仮想的なファイルを作ることで、 セキュリティー上の問題なく閲覧できるようにしています。
まとめ
公的機関からの連絡として、xmlファイルとxslファイルの組み合わせを受け取った場合の、閲覧手段としての「Xml+Xslビューアー」を公開しました。
公的機関には、今後はpdfファイルなど、最新環境で問題なく読める形式で発行され、本ツールが不要になることを期待します。
補足
・画像内のラスタライズ文字フォントにOpen Font LicenseのNoto Sans Japaneseを使用しております。カテゴリー:アプリケーション
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